カズレーザーすごいなーっていう話
ロンハーを見ててしみじみとすごいなーって思ったのが、カズレーザーがすでに有吉や大吉先生と同じポジションで仕事をしていることである。
彼がM-1グランプリ2015の決勝に進出し、テレビに出始めてからまだ1年ちょっと。ものすごい上り詰め方である。
「頭ひとつ抜けた」とかいうレベルではない。彼はいわゆる「旬の芸人」みたいな売れ方とは違い、文化人的な側面も持ち合わせたオールマイティな存在としてその地位を確立しつつある。いや、「確立した」と言い切ってしまってもいいだろう。
肉体は鍛え上げられており、体を張った仕事は難なくできる。場の空気に沿った的確なコメントができる。高学歴で読書家、クイズ番組では大活躍・・・。逆に何ができないんだって話である。
真っ赤なスーツに身を包み、バイセクシャルを公言するなど、わかりやすいキャラクター性やいじりしろもあり、性格も気さくで大らか、意地悪なドッキリには神対応。非の打ちどころがない。
芸能史レベルで考えてみても、カズレーザーほど全てを兼ね備えたタレントはほとんどいないだろう。パッと思いつく近いタレントでいうと武井壮がいるが、彼とカズを比較してみると、カズはやはり笑顔が素晴らしいことと、何より「人に説教しなさそう」というのが大きい。国民の自己肯定感が下がりきった現代において、「他人を変えようとしない」というのはとても大事なことだ。
カズレーザーが悩み相談を受ける番組においても、彼は誰に対しても否定も肯定もせず、「別にいいんじゃない?」「考えすぎじゃない?」という姿勢を貫いている。世の中のしくみ、人が悩みを抱く過程、それらすべてを把握した上での姿勢である。仏かよ。
聡明で、誠実で、面白い。カズレーザーは魅力しかない男である。
みんなが、カズレーザーを求めている。
なにしろ彼の周りには、Wi-Fiが飛んでいるのだから。
パスピエのPVいいよねっていう話
最近youtubeでパスピエのPV見返してたら、1月発売のニューアルバムに全PVが付いてくるという一報が・・・。タイミング悪し!
初期PVのナンバーガールをオマージュした作風が良いんですよね。映像の最後に「新日本現代映画」とクレジットされてても違和感ないレベル。
パスピエ 電波ジャック
パスピエ 脳内戦争
ナンバーガール 透明少女
これも関係ないけど、透明少女のPVのコメント欄に「いま高2だけど、これ聴いて高1の夏休みに戻りたいって思った」とか書いてる奴がいて、ふざけるな!30代の戻りたさをナメるんじゃねえ!と思いました。
えー話を戻して、パスピエPVで一番ステキなのはやはりこれ
贅沢ないいわけ
そもそも曲がステキなんだけど、随所にかわいいアイデアが散りばめられていて、暖かい気持ちになりますね。
一番エロいのはもちろんこれ!
つくり囃子
エロすぎるでしょこれ・・・。なつきちゃんをそういう目で見たことがなかったからマジでドキッとしましたよ。数ある学校モチーフのPVの中でもなかなかの完成度じゃないでしょうか。そういや仮面もどことなくナンバガ感あるよね。
最後に僕が一番パスピエっぽいと思うPVを載せてお別れです。アルバム楽しみですね。
フィーバー
若きラジオリスナーに告ぐ。ネタメールのススメ
有田哲平と脱力タイムズ
開始当初の脱力タイムズについて自分は「あれもこれも詰め込んだおもてなし番組」と言っていたのだが、今や他の追随を許さない、ぶっちぎりの「変な番組」である。最初の頃はいわゆるF1層へのアプローチもあったが、それを断ち切って以降、この番組はもう誰に対してでもなく、面白いと思ったものをただやるという尖った若手芸人みたいなスタンスで突き進んできた。